楽園のような学園
- Dec 24, 2017
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本日TCSクラスは久々にほぼ全員が帰ってきた。2週続けて3人の出席の時は、このままTCSは崩壊するのかと思ったりした。
ぼくたちは何も働きかけていない。
学生が自主的に帰ってきた。真実、彼らのおのおのの学校のテストがあったのである。その準備で来れなかっただけであったことが証明された。
さて、ぼくが体調が悪いというので、ナンナさんがクイズ形式の英語の授業をやって、正答を得るとおしゃれなペンをプレゼントして、盛り上げていた。この人のこういうエンタテインメントの才能はものすごい。そして、タイ人の学生自ら、先生が乗せようとしていると、自らも乗ろうとしてくれている。こんないい学生と先生との関係は、ぼくもあまり経験がない。日本の先生方にお見せしたいと思うくらいだ。
そして、ぼくがわずかに時間をもらって、ひらがな・カタカナのマスター号をまだ授与していない二人のおチビちゃんがいた。休んでいたということと、もともと遅れていた子でもある。他はすべてマスター号を取っていた。
この二人、ミヤオとミントの二人だった。遅れていたというのは、二人の名誉のために言っておくが、ミントはどうしても日本語英語を勉強したいと机・いすを抱えて教室の押し入ってきた超熱心な子であり、ミヤオは成績、中学校同学年のトップをずっと維持している超優秀学生なのだ。この二人は身体もおチビだし年齢も他よりも下である。
二人だけのテストで、3分30秒を目標にテストを受けさせた。第1回目は二人とも不合格であった。10分勉強させて第2回テストに挑戦。再び不合格。ナンナせんせいがぼくのそばにやって来てヒントを与えましょうと言ったが、いやいや彼らのプライドのためにそれは止めよう、頑張らせようとぼくは言って、第3回目の挑戦をさせた。二人とも、惜しいところまで行ったが、ぼくが途中で肩叩きをしてやめさせた。不合格。不合格の二人の子をナンナせんせいはしっかりと抱きしめて、「ス―スー」(がんばろうがんばろう)と耳元にささやいていた。少々時間を長めに与えて、第4回目の挑戦をさせた。みごと!ミヤオは2分代で上げた。ミントは3分代だったが、みんながパス・パス!!!と叫んだ。
パスを取ったゲームの時、全員しーんと集中して息をひそめていた。ミヤオが合格(パス)!とのぼくの叫びに飛び上がって喜んで、自らナンナ先生の腕に抱きついた。そしてその後ミントも同様にしっかりナンナせんせい抱きついていた。
目頭が熱くなった。
こんな楽園のような学校があるんだなぁと。






























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