こくご2の上の冒頭詩文は分かりにくい
- Apr 29, 2019
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たった今、マイン(21 大学2年生)の日本語クラスが終わったところだ。4時間授業だった。
光村図書の「こくご二の上」の冒頭の詩がむずかしい!小2の子に理解できるのだろうか?
タイ人特有の分かりにくさがある。「たんぽぽ」ってないから、ここには。春がないのだからしょうがない。たんぽぽがなぜ「まぶしい」のか?マインは「たんぽぽって光を発しているのですか?」と尋ねる。
タイ人は「ひまわり」はよく知っている。英語でsunflowerだということも。で たんぽぽがなぜひまわりさんの子どもなのか?そしてひまわりさんがいつしか太陽の子なっている。sunflowerと英語の知らない小2の子が大部分だろうから、日本の子どもが理解できない。
ぼくが日本を離れて9年もたつので、太陽、ひまわり、タンポポの三者の間にこういう縁組ができていることを知らなかった。
その上、絵である。絵になぜライオンさんが描かれているのか?日本には野生のライオンさんも象さんもいない。
下衆の勘繰りとして言いたい。ぼくはタンポポを英語でdandelionということがあるので、この中にライオンさんが隠れている。だからライオンさんが描かれているのだろうと。どうも象さんがわからない。
ちょうちょうが主役なのだが、その質問に対する答えに、たんぽぽさんは「うふん」とわらったとある!
ここで「うふん」は、オノマトペーでタイ語で鶏が「えっえっえっえー」犬は「ほんほんほん」というように、鼻で笑う様子を「うふん」と表現する。鼻先で笑うのでなくて鼻の中で笑う。鼻先と鼻の中とではちがう。笑う時に日本語のオノマトペーはたくさんある。はははだけではない。ひひひ、ふふふ、へへへ、ほほほなどなど。特に女のきみには、ひひひとへへへは勧めない。
ところでマイン。ここでたんぽぽさんはなぜわらったのか?それがちょうちょうへの答えになっているのか?と尋ねた。
マインの答えには時間がかかった。アンサーキーを繰り出したが、ぼくの期待する答えに行きつかない。せいぜいマインは、タンポポはちょうちょうの問いにはイエスともノーとも答えていないと言うにとどまった。
ぼくの期待する答えとは、イェスとは科学的見地から言えないし、ノーと言ってしまってはかわいい子の素敵なアイディアを傷つけてしまうことになる。だからイエスともノーとも答えられない。かわいいフィーリングを愛でるためにうふんなのだよ。
ところで、この詩には、ここが実はぼくの言いたい最要点がある。この短い詩文に、日本語の基本文型が見事にすべて含まれている。その三つとは、1)動詞文、2)形容詞文、3)名詞文、のたった三つ。英語の五つと比べて少ない。
ここまでたどり着くのに、2時間要した。後半の2時間は文法の動詞の活用形でぼくが「うー型」と名付けている辞書形・連体形・終止形を教えた。最後にはマインはわかりやすく疲れていた。























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